ドローン（小型無人機）で台風の後の屋根の点検（富山県・石川県）

先日9/18〜9/22にかけて大型の台風が日本列島を縦断しました。

台風の強風により建物の一部が損壊することがありますが、これが屋根瓦など高所になると簡単には点検できませんよね。

特に屋根の上になると、地上からでは分かりにくいですよね。

敷地の広い場所なら、遠くから離れて見る事ができますが、住宅密集地などは、そういう見方が難しいですよね。

2階建てくらいの高さの建物であれば、2連ハシゴを使って点検できるのですが、中には2連ハシゴが設置しにくい・ハシゴがかけにくい建物もあったりします。

（住宅密集地、下にサンルームや車庫があるなど）

その点ドローンは場所を選びませんし、ドローンを使用すると人の行けない場所まで隅々まで飛ばすことができるので、細かい部分まで点検できます。

ドローンの機体の角度や、機体搭載カメラの角度を自由に変えられるので、細かく色々な場所・部分を見ることができます。

台風の後ですが、当店の倉庫の屋根がちょっと気になったので点検してみました。

こちらはドローンで上空から撮影した写真です。

高度は約15mほどでしょうか。こちらの屋根を点検しました。

こちらがドローンで撮影した画像になります。倉庫の屋根ですね。

ホームページ上で見ると少し見にくくなりますが、実際はもっとキレイな画質です。

あと、ドローン（小型無人機）は飛行禁止区域というのがあり、飛行禁止区域ではドローンは使用できません。

飛行禁止区域は、ドローンフライトナビというアプリで確認する事ができます。飛行禁止区域になっているのは、ほぼ市街地や空港周辺ですね。

あと、特に飛行禁止区域になっていませんが、高圧の配電線や送電線にも注意しなくてはいけませんね。

普通なら当然配電線や送電線にドローンを近づけたりしないのですが、強風の風が吹いている時にドローンを飛ばすと、ドローンの機体はかなり軽いのであっという間に風に流されます。

本当に簡単に数十メートル流されますので、とりあえず強風ではなくても風がちょっと強いなと感じる時は、ドローンは控える方がいいですね。墜落する可能性も出ますからね。

こちらのお家の2階の雨樋の点検をしてみます。

こちらが雨樋の点検画像です。

ちなみにこちらは雨樋の繋ぎ目になります。ジョイントがありますね。

年数が経つ建物はこのジョイントが外れる事があり、このジョイントが外れると大雨が降った時ここから雨水が大量に出ます。

大量に出た雨水が屋根瓦の上にたたき落ちると、1階の天井から雨漏れしたりします。

役に立つかどうかは分かりませんけど、とりあえず、こういう点検もできたりしますね。

こういう風に雨樋の中も覗くことができます。

ドローンはこの位置、高さと距離を保ちながら、真横にそのままずっと移動することも簡単にできますので、雨樋の中を一部分だけではなく、ほぼ全部覗き見ることができます。

ちなにみ、こちらが高度が約20mくらいです。

ちょっと試しに高く飛ばしてみました。

こちらが高度が約30mくらいです。

さらに高く飛ばしてみました。ちょっとこれ以上は怖いので、やめておきました。

30mの高さでも結構見渡すことができますね。

こちらも高度が約30mくらいです。

ドローンはGPSを搭載していますので、基本的には見失うことはありません。

また、設定で解除は可能ですが、障害物を回避するセンサーも付いていますので、ある一定の距離以上は近づけないようになっています。

どうしても、至近距離まで近づきたい時などは、障害物回避センサーを解除します。

ドローンの高度を30mほどまで上げると、こういう風に土地の形状を確認することもできますね。

ドローンで撮影した写真や動画は、一旦アプリに保存されますが、それをスマホにダウンロードして、すぐに誰でにも送信することもできます。

太陽光発電工事などの施工前と施工後の確認もできますね。

少し遊びで撮影してみました。

私の住む町です。海も山もあります。

ドローンを使用しての高所の点検は無料でしております。

また、建物や土地・地面を上空から撮影してほしいというご依頼も無料にて承っておりますので、お気軽にお問合せください。