エアコン室内機からの水漏れ・ドレン詰まり（富山県高岡市）

先日、2階寝室のエアコンから水が漏れるので、直してほしいというご依頼がありました。

エアコンの室内機から水が漏れる・出てくる原因はいくつかありますが、電話で詳しいお話を伺ったところ、ドレンのどこかが詰まっているのかなという印象でした。

ただ、それ以上は実際にエアコン本体を点検してみないと分からないので、点検にお伺いしました。

エアコン室内機が設置されているのは2階の寝室で、室外機は1階の屋根上にあります。

まずは屋根に上がり、化粧カバーなどを外してドレンホースを点検します。

ただ、外のドレンホースに特に問題が見当たらなかったので、部屋の中に戻り室内機のカバーを全部外して、ドレン受けを直接目視してみました。

室内機の方の画像はないのですが、ドレン受けを直接目視した瞬間原因が分かったのですが、蜂がドレンホースの中に入り、藁（わら）を運んでいました。

その藁（わら）がドレン受けの出口に詰まり、ドレン水が流れ出にくくなっており、ドレン受けから水が溢れて水漏れを起こしていたんですね。

お客様にもその藁（わら）がドレンパンの出口に詰まっている実際の状況を直接見ていただきました。

そして、その藁（わら）をピンセットで取り除き、ドレンホースの中も清掃して、水漏れは直りました。

 

エアコンの水漏れ修理後、最後にドレンホースの先端にドレンキャップをしたので、もう蜂が入ってくることはないでしょう。

エアコンの室外機を1階の屋根に設置している場合、当然ドレンホースの先端も近くにあると思うのですが、この1階の屋根の高さというのが蜂が入りやすい高さのようです。

また、2階のベランダに設置してあるエアコン室外機も蜂がドレンホースの中に入りやすい高さです。

地上に設置してある室外機のドレンホースにも蜂が入ることはあると思いますが、可能性はかなり低くなりますね。

ドレンホースに蜂が入ってドレンホースが詰まるというのは、1階の屋根の高さや2階のベランダの高さで見かける事が多いです。

ですので、そういう高さに室外機を設置してあったり、ドレンホースの出口がある場合は、ドレンホースの先端に防虫用のドレンキャップをすることをおすすめいたします。

当店の工事では1Fのエアコン工事でも防虫ドレンキャップをしております。