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エコキュートを新しく交換するとき圧力を変える(減圧式から水道直圧へ)

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エコキュートを新しく交換するとき圧力を変える(減圧式から水道直圧へ)

エコキュートを新しく交換するとき圧力を変える(減圧式から水道直圧へ)

2021/09/29

エコキュート交換工事 圧力の変更は問題はないか?

こちらの画像はセミ貯湯式(減圧式)の石油給湯器(ボイラー)です

こちらの画像は、「屋外用」の石油給湯器のセミ貯湯というタイプです。

ボイラーの中の左側半分が丸いタンクになっていますよね。これがセミ貯湯タンクで、このタンクがある場合は、減圧式(減圧弁があるタイプ)になっています。

「屋内用」の石油給湯器にも「減圧式」と「水道直圧式」の2種類があります。

ちなみに石油給湯器には「屋内外用」があり、それにも「減圧式」と「水道直圧式」の2種類があります。

給湯器には、圧力の違いで言いますと「減圧式」と「水道直圧式」の2種類があります。

私が水道工事をはじめた25年ほど前から、今ほどラインナップはありませんでしたが、「減圧式」と「水道直圧式」の両方があります。

今もし新築で家を建てるとしたら、ほとんどの人が「水道直圧式」を選ぶと思います。特に2階や3階でお湯を使用したいとなれば、「減圧式」では水圧が足りずお湯がそこまで上がりませんので「水道直圧式」を選ぶことになります。

1階でしかお湯を使用しない場合でも、「水道直圧式」の方が快適にお湯が出ますので、こちらを選ぶ人がほとんどだと思います。

ただ問題は給湯器を交換する場合です。

現在「減圧式」の給湯器を使用しているところを、「水道直圧式」の給湯器に交換しても良いのか?問題ないのか?ということになります。

要するに、「圧力」を変えても良いのか?ということです。

水道配管設備工事に詳しくない工事業者さん(例えば電気工事店など)の人で、この圧力を全然気にしない人もたまにいらっしゃいます。

例えば、15年以上使用した給湯器を交換する時というのは、建物も15年以上、現在お湯が通っている配管も15年以上が経過していることになります。

このお湯の配管に全く問題がなければ、特に劣化が無ければ給湯器を「減圧式」から「水道直圧式」に変えても問題ありません。

ある程度はお湯の配管の材質や劣化状況というのも調べられますが、埋設されている部分や壁などの中に隠蔽されている部分は調べるのが難しいです。

もし、お湯の配管に鉄管が使用されていると少なからず劣化しています。

お湯の配管を全て新しい配管にやり直すというなら、「減圧式」から「水道直圧式」の給湯器に変えることができるのですが、そのままの配管を使用するなら、こういう理由で「減圧式」から「水道直圧式」に変更できないという判断になります。

実際にこういう事を知らない人が「減圧式」から「水道直圧式」に変更して、通水してすぐに配管が破損し、お湯の配管から漏水したという事がありました。

その破損した部分は、土の中に埋設されて腐食した鉄管でした。

 

直圧式からエコキュート直圧式の給湯器に交換

給湯器の圧力の違い

それでは、15年以上経過して同じく配管が劣化ている可能性がある場合で「水道直圧式」から「水道直圧式」の給湯器に交換する場合はどうなの?という事ですが、

配管の劣化は、その圧力に応じて劣化します。

また、これは工事業者さんによりますが、水道直圧の給湯器を設置するのが初めから決まっていれば、少なくとも鉄管を土の中に埋設することはないでしょう。

鉄管を土の中に埋設する場合は、鉄の部分全体に防食テープをしっかり巻くのですが、それでも15年以上、20年以上経過すると腐食しても不思議ではありませんし、実際に鉄は腐食します。

それで、「水道直圧式」から「水道直圧式」の給湯器に交換するなら特に問題ないということです。

先ほども言いましたが、低い圧力は低い圧力に応じて配管も劣化・腐食しますし、高い圧力の配管は高い圧力に応じて劣化します。

ですので、低い圧力で劣化した配管に、それ以上の圧力の水圧をかけると配管が破損する可能性が高いのです。

この事を詳しく説明しても、いまいち理解してくれない人もいます。

「新しい給湯器に交換すると水が漏れるの?」とか「新しい給湯器に交換して水が漏れるなら、そもそもお湯の配管をやり直さないといけないんじゃない?」など言われます。

そうではなく、低い圧力の給湯器から高い圧力の給湯器に変更すると配管が破損する可能性が出てくるという事ですね。

 

電気温水器からエコキュートに変更する場合

石油給湯器からエコキュートに変更する場合

まず基本としては、給湯器を交換する際は、前に使用していた給湯器と同じ圧力の給湯器を選ぶという事です。

簡単に言うと、「減圧弁」がある給湯器を使用していたなら同じく「減圧式」を選びますし、「水道直圧」を使用していたらなら、同じく「水道直圧」を選ぶという事です。

ちなみにそれぞれの圧力ですが、

減圧式=約170Kpa(0.17Mpa)

水道直圧式=約350Kpa~450Kpa(0.35Mpa~0.45Mpa)

最近、給湯器を交換するパターンとしては、「石油給湯器からエコキュート」、「電気温水器からエコキュート」が多いです。もちろん「ガス給湯器からエコキュート」もあります。

ガス給湯器は水道直圧しかありませんので、エコキュートも水道直圧を選びます。

エコキュートの場合は、カタログに「水道直圧」という表記はないかもしれませんが、ダイキン工業さんで言うと「パワフル高圧」という表記があるエコキュートがほぼ水道直圧になります。

三菱さんで言うと「ハイパワー給湯」という表記があるエコキュートが、ほぼ水道直圧のエコキュートになります。

「石油給湯器からエコキュート」の場合、圧力が2種類出てきます。

最初の画像のような石油給湯器のセミ貯湯式であれば減圧式ですので、エコキュートも減圧タイプを選びます。

もし、セミ貯湯式・減圧式の石油給湯器から「パワフル高圧」のエコキュートに変更する場合は、現在のお湯の配管の材質を調べたり、劣化状況を調査し、よく検討しましょう。

「電気温水器からエコキュート」の場合も同じで、電気温水器の場合は「水道直圧」というのはなく、減圧式しかありません。

こちらも、必然的にエコキュートも減圧タイプを選ぶことになります。

お客様が「水道直圧にしたい」という希望がある場合は、できる範囲でお湯の配管の材質と劣化状況を調べます。

そこで、もし配管の材料に「鉄管」を使用している部分があったら、外見に腐食している様子が見られなかったとしても「水道直圧」は諦め、「減圧式」を選んだが方が良いです。

もしくは、その鉄管部分を樹脂管(架橋ポリエチレン管やポリブデン管)に変更する配管工事をしてから「水道直圧」のエコキュートに交換します。

エアコンと同様に、エコキュートなどの給湯器も1度工事をすれば、10年以上も使用する製品です。

当店 ” Czen Lighting 電工 ”では、できるだけお客様のご要望をお聞きし、お客様にとって最適なものとなるようにご提案し、価格にも柔軟に対応します。

 

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