UHF(地デジ)アンテナ仮設(石川県七尾市)
2022/05/06
UHF(地上デジタル放送)アンテナ交換工事
石川県七尾市
お客様から、テレビが映らないというお電話をいただき調査してみました。
テレビが映らない原因は、屋根上に設置してあるアンテナ本体の不具合で、輻射器の部分が折れて完全に無くなっている状態でした。
それでもある程度のテレビの電波は受信できますが受信レベルは当然低くなりますし、チャンネルによっては映らない番組も出てくると思います。
アンテナ本体が折れたり破損していたりする場合は、新しいアンテナに交換することになります。これは地デジのアンテナにしてもBSのアンテナにしても同じです。
修理もできなくはないですが、アンテナ本体自体は基本的にそんなに高くないですし、修理となると手間がかかる分、余計に高くなる可能性がありますね。
ですので、一般的には新しいアンテナに交換することになります。
屋根上にアンテナを設置してある場合、天気が晴れでないと屋根上へは上がれないので必ず晴れの日に工事になります。
屋根材が瓦ですと、雨などに濡れればツルツルです。
スレートなどは表面はザラザラしていたりするので瓦よりは滑りづらいですが、やはり雨が降っている状況では危なくて上がれません。
今回、季節が冬という事もあり、天気が悪かったので仮設のアンテナを設置しました。
日本海側の冬はとにかく天気があまり良くありません。当然、雪も降るのですが雨の日も多いです。
今回も1週間以上は天気があまり良くない感じでしたので、とりあえず家の中に仮設アンテナを設置して、晴れの日に屋根上のアンテナ工事をしましょうという事になりました。
地デジのアンテナ本体の向き調整(方角調整)
石川県七尾市
屋内用地デジアンテナもありますが、受信感度が弱いので弱・中電界地域ではあまりむきません。
すぐ近くにスカイツリーのような電波塔があるなら受信できると思いますが、近くに電波塔がない地域では全てのチャンネルを問題なく受信するのは難しいでしょう。
私が住んでいる地域もそうですが、やはり14素子など屋外に設置する普通のアンテナじゃないと安定した受信は望めません。
ですので、今回も普通のアンテナを2階のお部屋に設置してテレビまで仮に配線しました。そして、後日アンテナ工事を行いました。
今回はたまたま2階の窓のある方向に電波塔があり、そちらの方向にアンテナを向けることで受信できましたが、もし電波塔がある方向に窓がなかったら受信できません。
そういう理由で一般的に屋根上にアンテナを設置するんですね。
屋根上にアンテナを設置すると、アンテナの向きを360°変えることができるので方向調整がしやすいです。
また、ある程度の受信強度をそのままテレビまで伝える事ができます。