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エアコン専用コンセントの電源配線工事(石川県金沢市)

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エアコン専用コンセントの電源配線工事(石川県金沢市)

エアコン専用コンセントの電源配線工事(石川県金沢市)

2021/12/05

エアコン専用コンセントの配線

石川県金沢市

今回、リビングのエアコン交換のご依頼がありました。

リビングの広さは10畳ほどあるのですが、現在は6畳用の冷房専用のエアコンが設置されています。

なので、エアコンの電源を壁のコンセントから延長ケーブルを使用して取っていました。

今回新しく取り付けるエアコンは、お部屋の広さに合った10畳用の冷暖房用エアコンになります。

10畳用の冷暖房用エアコンとなると、消費電力も上がるので壁から電源を取るという訳にはいきません。

実際は可能な場合もあると思いますが、あまり良くないですね。エアコン専用にする必要があります。

お客様にも説明をしてエアコン工事と一緒にエアコン専用コンセントの電気配線もすることになりました。

画像は、こちらのお家の分電盤なのですが、右下にちょうど1回路の空きがありましたので、この回路をエアコン専用のブレーカとします。

こちらの分電盤からリビングのエアコンまでの配線距離がだいたい10mくらいなのですが、天井裏を確認できる場所がなく隠蔽での配線が難しいので、壁に2カ所ほど穴を開けて露出配線としました。

最近の住宅は、エアコンのコンセントは専用回路・専用配線となっていますが、昔の住宅はエアコン専用のコンセントがないのが普通ですよね。

画像の分電盤を見ても分かると思いますが、回路数も少ないです。ちなみに画像の分電盤の回路数は、6回路です。昔は電化製品も少なかったので、6回路もあれば十分だったんですね。

今は小さい一戸建て住宅の分電盤でも20回路くらいありますからね。

そこで、昔の住宅にお住まいのお客様からエアコンの電源・コンセントについてのご相談をいただく事があります。

今回もご相談をいただきました。

基本的にはエアコンのコンセントの場合は、一番小さい6畳用のエアコンだったとしても専用コンセントにするのが望ましいと思います。

ただ、6畳用、8畳用のルームエアコンの場合は壁などのコンセントなどで分岐して電源を取ることはあります。回路の使用状況で、やはりできない場合もありますが。

一般的には一戸建て住宅の分電盤は1階にありますよね。なので1階のエアコン用コンセントの配線なら割とすぐに終わりますし、それほど工事費もかかりません。

2階の寝室にエアコン用コンセントの電気配線をすると、それはそれで工事費がかかることになるので、私たちは工事はいくらでもするのですが、工事費を抑えたい場合は6畳用のエアコンの場合は壁から電源を取ることがあります。

ただ、2階のエアコンで10畳用以上のエアコンを取り付ける場合は、エアコン専用コンセントの電気配線は必ず必要になります。

なので、6畳用や8畳用のエアコンまでは壁などから分岐配線で電源を取ってもいいと思いますが、10畳用以上のエアコンは専用コンセントにする必要がありますという事になります。

そして、電気配線をする場合は見た目を良くするためにも、できるだけ隠蔽配線にしたいのですが、できない場合は露出配線になる事も普通にあります。

どうしても隠蔽配線にしてほしいという場合は、天井に点検口を作る事になります。

今回はエアコン専用の電気配線でしたが、例えば最近の住宅では一般的になってきている浴室暖房や食洗機なども専用電源にした方がいいですね。

特に浴室暖房乾燥機を後付けする場合もよくあるのですが、浴室暖房乾燥機の消費電力も1000Wくらいあるので、分岐配線で電源を取るとブレーカーが落ちるという事が普通にあります。

なので、浴室暖房乾燥機を後付けで取り付ける場合は、はじめから専用電源とする方が良いですね。

もし、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

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