エコキュートの長期延長保証への加入
2021/10/11
エコキュートの長期延長保証への加入
エコキュートの保険会社の違い
最近は高価な家電製品に対して長期の延長保証に加入される方が増えています。また家電量販店も色々なパターンの延長保証を準備しています。
個人的に感じるのは、20万円を超える電気製品には長期延長保証をつけた方がいいと思います。15万円~でもいいと思います。
そして、テーマのエコキュートに関しての長期延長保証ですが、これは長期の保証に加入しておくべきだと思います。年数はいくつか選べますが、最長で10年になっていると思いますので、その10年に加入した方が良いです。
一般的には、5年、8年、10年とあると思いますが、5年以内で故障する可能性も低いと思うのであまり意味がないように感じますし、8年と10年はあまり金額に差がないので、10年が良いですね。
そして、電化製品の長期保証を取り扱っている保険会社も色々ありますよね。これは調べてみるとたくさん出てくると思いますが、基本的には販売店や工事店が用意している長期保証があるのでしたら、そこに加入すると良いと思います。保証内容はおそらくほとんど変わりませんし、金額もそんなに差はありません。
またメーカー直接の長期保証に加入ということもできますが、こちらも保険会社の内容と金額にあまり差はありませんので、メーカー直接の長期保証でも保険会社の長期保証でもどちらでも良いと言えます。
ただメーカー直接の長期保証の場合は、ご自身で書類を送ってもらうようメーカーに依頼したり、それに記入し返信するなどの手間がかかりますが、保険会社の長期保証は工事店や販売店が代理で行ってくれるので、そういう手間がかからないです。
しかも長期保証の金額もほぼ変わりません。
エコキュートの長期保証
エコキュートで故障しやすい浴室リモコン
今までエコキュートの故障・不良を見てきた中で故障しやすい部分や部品だと感じるのは、
① 浴室リモコン
② 循環ポンプ(ヒートポンプ室外機)
③ 流量センサー(ヒートポンプ室外機)
④ ヒートポンプ内部の配管ASSYからの水漏れ(ピンホール)
エコキュートで故障しやすい部品の一つが浴室リモコンです。
エコキュートには水圧の違いを含めると現在様々なタイプがありますが、機能の差で大きく分けると「給湯専用」、「オート」、「フルオート」になります。
この内の、「オート」、「フルオート」は台所リモコンに加えて浴室リモコンも取り付けます。
給湯専用の場合は、台所リモコンの1台のみになります。
浴室リモコン本体は当然防滴・防湿仕様になっているのですが、たまに施工時に防水処理がしっかりされておらず故障したり、年数の経過により、防滴・防湿性能の劣化により故障したりします。
10年前後で故障しやすいのが、この浴室リモコンです。
この浴室リモコンですが、メーカーによる有料修理ですと約28,000円~38,000円(税込)ほどになります。
循環ポンプの交換修理も35,000円(税込)前後になると思います。
ヒートポンプ内部からの水漏れの場合もやはりそれなりに高額な修理になってくると思います。
これらは10年前後で故障・不良になる可能性がある部分なので、やはり10年の延長・長期保証(約30,000円)に加入しておく方が良いですね。
エコキュートではなく、電気温水器の場合は割と寿命が長いです。おそらくですが20年以上、一度の故障もなく使用しているご家庭も多いのではないでしょうか。
私の家も20年以上使用しましたし、故障して修理をしたこともありません。ただし給湯専用だったのでリモコンはありません。一番シンブルな電気温水器です
ですが、エコキュートは電気温水器と比較すると構造も複雑ですし、部品点数もはるかに多いと思うので、電気温水器よりは寿命は短く、長くても10年~15年くらいだと感じます。
その間に故障もあるかと思います。
そういう訳で、エコキュートは長期の延長保証が大事になってくるんですね。
エコキュートの延長保証はだいたいどこで加入しても内容は同じだと思いますが、上限のない延長保証に加入した方がいいですね。
上限がないという事は、可能性は低いですが万が一貯湯タンクとヒートポンプに何か問題があった場合でも全て無料で交換してくれるという事です。
高額な電化製品、全てに延長長期保証を付けておいた方が良いのか?というと、賛否が別れるような気がしますが、
冷蔵庫も500ℓを超えるものだと購入価格が20万円を超えますし、600ℓを超えると30万円近くしますよね。
冷蔵庫は故障しづらい電化製品だと思いますが、30万円くらいまでになると長期保証は付けた方が良いのかなと感じます。
冷蔵庫もエアコンと同じようにコンプレッサーというものがあり、そのコンプレッサーで冷蔵庫内を冷やしています。
冷蔵庫では稀のような気がしますがこのコンプレッサーが故障することがあります。その場合はやはり高額な修理費になるので、長期保証に加入しておいた方が安全と言えますね。