IHクッキングヒーター交換・修理(石川県七尾市)
2021/09/16
IHクッキングヒーターのお手入れと交換 数理
IHクッキングヒーターの故障しやすい部分
IHクッキングヒーターを長く使用されている方はご存知の方も多いと思うのですが、IHクッキングヒーターは故障しやすいところがあります。それは「ロースター」です。
ロースターというのは、魚を焼く時に使うところです。長くIHクッキングヒーターを使用すると、というかロースターの使用頻度が高いと、このロースター(魚焼き機)が漏電するんですね。
ちなみにロースターが漏電しても、天板など他の部分は使用できますので大丈夫です。ロースターを使おうとすると漏電ブレーカーが落ちます。
ロースターの寿命は、お手入れ次第でかなり変わってきます。
まず、取扱説明書に「ロースターのお手入れの仕方」という項目がありますので、「魚をよく焼く」という方は、そこは必ず読んでお手入れを実行しましょう。
このお手入れですが、IHクッキングヒーターを購入するときに販売店の方からあまり説明をされていないという方もいると思いますが、その場合は販売店の方も少し不親切かなと思います。
当店では、ロースターのお手入れに関してはしっかりお伝えします。
でも、お手入れの仕方がまずく、ロースターを壊してしまう方もいますので、取扱説明書の通り正しいお手入れをお願いします。
以前にお客様でロースターの中のヒーター(熱で赤くなる部分)をゴシゴシ擦って掃除をされるお客様がいらっしゃいました。
ヒーターは基本的に触ってはいけません。ヒーターを掃除するときは、IHクッキングヒーターのお手入れ機能を使用します。ヒーターを触ると漏電などの故障の原因になってきます。
ですが魚をよく焼くと、魚の脂が付着しますよね。それでも触らずに、お手入れ機能を使ってその脂を焼き飛ばすようにしてください。ヒーターはとてもデリケートな部分になりますので、直接手で触れないようにしてください。
でも私の経験から言うと、しっかりお手入れをしていても、ロースターをよく使用するIHクッキングヒーターは、絶縁抵抗値が低くなりがちです。つまり漏電に近づきます。
これはIHクッキングヒーターのデメリットなのかなぁと感じますね。
ですので、中にはIHクッキングヒーターのロースターがあるのにそれをを使用せず、別に魚焼き機を買っている方もいます。
あと、ロースター無しのIHクッキングヒーターへ交換する人もいらっしゃいます。
IHクッキングヒーターの交換 数理
ロースターの故障
IHクッキングヒーターもしっかりお手入れして、15年ほどは使いたいものですね。
個人的な見解になりますが、一度も修理をしなかった場合でIHクッキングヒーターの寿命は約9年〜13年くらいかなと感じます。
ロースターのお手入れをはじめ、丁寧に使用すれば10年以上は一度も修理することなく使用できると思います。
ガスコンロと比べると、IHクッキングヒーターはデリケートなコンロだと感じます。
例えば、お鍋の吹きこぼしというのも1年に1度や数年に一度はするかと思いますが、この吹きこぼした後も、IHクッキングヒーターの場合は、すぐに拭いた方がいいです。
なぜかというと、IHクッキングヒーターの場合、天板周辺に隙間があるものがあり、そこから吹きこぼした液体が中へ入ってしまうんです。
そうすると、スイッチ基板などが故障する可能性が出てきます。これで実際に故障することもあります。
ガスコンロもそうですが、IHクッキングヒーターはガスコンロ以上にお手入れ次第で寿命が変わってくると感じます。
これも実際の話ですが、2年〜4年ほどでIHクッキングヒーターが故障したと点検にお伺いすると、全体的にかなり汚れている場合があります。
要は大事に扱われていないんですね。
IHクッキングヒーターは便利なものですが、ガスコンロよりデリケートなので、お手入れはしましょう。
当店で購入・取付のものに関してましては、修理もしっかり対応します。また、修理中に使用できないという事がないように、代替えのIHクッキングヒーターも準備しておりますので、ご安心ください。
お気軽にお問い合わせください。