家の電気が短絡(ショート)した時の対応工事業者(富山県・石川県)
2021/08/31
家の電気のショート(短絡)
どういう場合に電気はショート(短絡)するのか
家のブレーカーが上げてもすぐ落ちるなど、ブレーカーが上がらない時は、どうぞ当店をご利用ください。迅速に対応いたします。
電気がショート(短絡)するというのは聞いたことがあると思いますが、「短絡(たんらく)」という言葉は、電気工事業者以外の人は聞き慣れない言葉だと思います。読んで字の如くですが、「短く絡む」という事になりますね。
まず、ショートというのはどういう現象かと言いますと、電気が流れるには2本のケーブルが必要です。この2本には極性というものがあり、いわゆる「プラス」と「マイナス」です。
このプラスとマイナスが負荷を介さずに直接触れ合うのがショート(短絡)という現象です。
この電気がショートするのは、何か「きっかけ」があることが多いように感じます。
ちなみにですが、普段私たちが使用している電気は交流(AC)という電気ですが、交流はプラスとマイナスを行ったり来たりするので、電気が流れ始めると極性は無くなります。無くなるという言い方も変ですね。
日本には、交流50Hzと60Hzの2種類があります。本当はどちらか1種類でいいのですが、昔、欧米から電気・発電の技術が日本に伝わったときからの流れで、2種類あるそうです。詳しくはウィキペディアで紹介されています。
ショートの話に戻りますが、どういう場合に起こるのでしょうか。
どういう場合かは色々ありますが、今まで見てきた中で紹介すると、
瓦屋さんや大工さんなどの工事業者さんが、工事中・作業中に家のケーブルを傷つけることがあります。
これは、決して瓦屋さんや大工さんが悪いという訳ではありません。ケーブルは基本的に隠蔽されて配線されていますので、目に見えないのでどこに配線されてあるか分かりません。
ですので、例えば瓦屋さんが、屋根の下地の工事中に釘を打っていて、天井裏のケーブルに突き刺さりショートすることもありました。
これも、普通であれば瓦屋さんが釘を打つような場所にケーブルは配線しません。どちらかと言うと配線した人がよくないですね。
あと、大工さんでも壁にビスや釘を打って、壁の中にあるケーブルを傷つけてショートすることもあります。ただ難しいのが、こういう工事作業中が原因でのショートというのは、かなりショートした部分を見つけづらいです。
作業をしてた人にどのあたりで作業してたか、どういうタイミングでブレーカーが落ちたかなどを聞きながら、ショートした場所を探っていきます。
あと、素人の方が不要な照明器具を外したときに、生きている電線の末端の処理をせずに放置して雨ざらしにして、結果的にショートしたということもありました。
これも見つけるのに時間がかかりました。
とある民宿での事ですが、こちらはコンセントの接続が甘く(しかも数カ所)、そこで熱を持ち、ブレーカーが落ちるということもありました。こういうのはショートではないですが、配線に熱を持つのでブレーカーが落ちてしまいますね。
家の電気のショート(短絡)
画像はショート(短絡)した部分の一例
こちらの画像は、以前のブログでも書きましたが、古い劣化した延長コードがショートした画像です。こちらの場合も、きっかけがありました。
なにかと言うと、焼肉をしていた時にブレーカーが落ちたそうです。こちらも「焼肉をしていた時」というきっかけですよね。
画像を見ても分かりますが、焼け焦げた部分ではなく、その下の方のケーブルの被覆が剥けています。こちらの延長コードは寿命を超えていたような感じです。
こちらの場合も、お客様にどういうタイミングで落ちたのか、お話を聞くことで割とすぐに画像の問題の場所が分かりました。
こういうショートした場所、または漏電した場所を早く見つけて問題を解決するのも、電気工事士一人一人の技術だと思います。
当店のスタッフも時間がかかる事もあると思いますが、迅速に対応する方だと思っております。ですので、お気軽に当店にお問い合わせの上、ご利用ください。
北陸三県、富山県・石川県・福井県に対応しております。