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ログハウス、テレビアンテナ(地デジ)電気配線工事(石川県七尾市)

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ログハウス、テレビアンテナ(地デジ)電気配線工事(石川県七尾市)

2021/11/21

TV(テレビ)コンセントの配線

施工前

先日、

「テレビコンセントの無いお部屋にテレビコンセントを作れないでしょうか?」というご相談がありお伺いしました。

こちらのお客様のご自宅は、一般的な一戸建て住宅ではなく、ログハウスでした。

つまり壁が丸太で作られています。

私自身、ログハウスの電気配線をした事がなかったのですが、下見をさせてもらうとログハウスが全部そうなのかは分からないのですが、天井裏がないので給水給湯配管はもちろんなのですが、電気配線も床下で施工されています。

一般住宅・一戸建ては、給水給湯配管は床下、電気配線は天井裏というのが一般的で多いです。

そして、ログハウスなので壁は基本的に丸太なので壁の中というものがありません。ただ、一般の住宅のようにコンクリート基礎と土台はあるので、土台を削って丸太の中に配線を通しているような施工でした。ただこういう配線の仕方は後施工はちょっと難しいですね。

画像のコンセントがある壁は間仕切りの壁という事もあるのか、丸太ではなく一般的な壁でした。

壁の中に普通に空間があり、断熱材も入っていません。

ここならテレビコンセントを隠蔽配線で施工できそうなので、お客様と相談して、こちらのコンセントの隣にテレビコンセントを作ることになりました。

ただ、ユニットバス天井裏の分配器から今回新しくテレビコンセントを作る部屋までテレビアンテナケーブルを配線するため床下をもぐっていかなくてはならないのですが、そこそこ距離があり大変そうです。

コンセントを外しました

テレビコンセント施工配線中

とりあえずコンセントを外します。

こちらの壁の中の土台に真下から電動ドリルで穴を開けてテレビアンテナ配線に使用する同軸ケーブルを通します。

配線さえ通してしまえば、あとは器具を交換するだけなので、とりあえず配線ですね。

ユニットバスの天井裏

テレビアンテナ配線施工中

こちらは、ユニットバスの天井裏です。

このユニットバスの天井裏でテレビアンテナが分配されています。左側の黒いケーブル(同軸ケーブル)が接続されている小さい機器が屋内用2分配器で、右側の白い機器がONU(光回線終端装置)の電源部になります。

こちらのお家はケーブルテレビ(CATV)で地デジの契約をされてテレビを視聴しています。

今回はテレビコンセントを1ヵ所増設するので、この2分配器を3分配器に交換します。

ユニットバスの横から配線

テレビアンテナ配線施工中

ユニットバスの横からテレビアンテナケーブル(同軸ケーブル)を床下から引き上げます。

同軸ケーブルを引き上げるために、釣りざおを入れます。黄色の釣竿に青色のスプレーをしてあるのが、その釣竿です。

床下点検口(キッチン)

テレビアンテナ配線施工中

キッチンにある、こちらの床下点検口から入ります。

まずは、土台にケーブルを配線するための穴を開けに行きます。

穴を開ける場所まで電動工具やメジャーを持って「ほふく前進」で進みます。

床下移動中

テレビアンテナ配線施工中

ひたすら「ほふく前進」で進みます。

こちらは「ベタ基礎」なので、まだ「ほふく前進」がしやすいです。

床下移動中

テレビアンテナ配線施工中

作業灯と電動ドライバドリルと木工用キリとメジャーなどを持って、「ほふく前進」で穴を開ける場所までひたすら進みます。

何も持たずに床下を移動するならまだいいのですが、道具も一緒に移動するとそれなりに移動しづらいです。

変な体勢で移動しているからなのか腰も痛くなってきます。

床下移動中

テレビアンテナ配線施工中

今回、床下点検口からテレビコンセントを作る部屋までの距離が長いのです。

建物の端から端まで、床下を移動しなくてはいけないので、ひたすら「ほふく前進」で進みます。

 

現場到着

テレビアンテナ配線施工中

辿り着きました。こちらが、テレビコンセントを作る壁の真下になります。

指で差している部分にの土台に真下から電動ドリルでケーブル1本通るくらいの小さい穴を開けて、アンテナケーブル(同軸ケーブル)を通します。

 

床下の穴開け

テレビアンテナ配線施工中

ジャッキの右側にVVF2.0mm×2Cとアース線が土台を貫通して壁の中に入っています。

ジャッキの左側に新しく小さい穴を開けて、アンテナケーブルを通します。

 

床下の穴開け

テレビアンテナ配線施工中

穴が開きました。

 

アンテナケーブル(5C同軸ケーブル)

テレビアンテナ配線施工中

こちらの黒いケーブルを開けた穴へ入れます。

 

アンテナケーブルを床下から通します

テレビアンテナ配線施工中

穴へ通します。

通したら、部屋へ戻り壁の穴からアンテナケーブルを引き出します。

 

アンテナケーブルを壁から出す

テレビアンテナ配線施工中

部屋に戻り、先ほど床下から入れたケーブルを壁の中から引っ張り出します。

受信レベルの確認

テレビアンテナ配線施工中

次に壁の開口を広げるのですが、広げる前に受信レベルを確認します。

万が一受信レベルが低いとブースターが必要になるかもしれないので。

今回のアンテナ工事の見積もりの中にブースターは入れておらず、ブースターが必要になると見積もりの金額と違ってきますので、壁を加工する前に確認します。

確認してみると、受信レベルは全く問題はありませんでした。

ちなみにブースターが必要になると、ブースター代としてプラス11,000円になります。

壁の開口を広げる

テレビアンテナ配線施工中

テレビコンセントを追加するので、壁の開口を広げます。

画像は、コンセントやスイッチの開口作業をするときに使用する、「金魚ちゃん」です。画像では分かりづらいですが、赤いのが金魚の形になっています。

壁を開口する時の似たような道具は他にもありますが、私はこの「金魚ちゃん」とても使いやすくてずっと使っています。

金魚は磁石になっています。

開口完了

テレビアンテナ配線施工中

開口が終わったら、電源ケーブルも壁の中から出します。

 

器具付け

テレビアンテナ配線施工中

テレビコンセントと電源コンセントを並べて取り付けます。

 

ケーブルのもう片方

テレビアンテナ配線施工中

 

部屋側のケーブルはテレビコンセントとなりますが、もう片方は分配器に接続します。

床下からユニットバスの横を通り画像の同軸ケーブルを釣竿に縛ってユニットバスの天井裏から引っ張り上げます。

3分配器に接続

テレビアンテナ配線施工中

こちらはユニットバスの天井裏になります。

元々2分配器が付いていたのですが、今回テレビコンセントが1ヵ所増えるので、3分配器に交換します。

3分配器に交換し、接続したら完了です。

今回は地デジのアンテナケーブルの配線工事というのと、こちらのお客様はBSアンテナを設置しておらず、ケーブルテレビの契約ですが、BSの契約まではされていないので4K8Kなどは関係ないのですが、分配器などの機器は4K8K対応のものを使用しています。

今は、もうほとんどのテレビアンテナ部品がが4K8K対応になっているんですよね。

少し割高になりますが、時代の流れですので仕方がありません。

テレビコンセント追加施工完了

テレビアンテナ配線施工完了

最後にコンセント用プレートを取り付けたら、工事完了です。

今回は、ログハウスという事で壁が丸太の木なので、壁の中というのがありません。なので、ログハウスの電気配線工事はほとんどの配線が床下の空間を利用しています。

ちなみに天井裏もほとんどありませんが、一部の照明の配線は、天井裏へ配線されていました。

そういう事なので、今回のテレビアンテナケーブルも床下で配線しました。

一般的な住宅は、電気配線設備は天井裏に施工される事が多いです。給水や給湯などの配管設備は床下の空間を利用します。

ただ、昔の電気配線は床下で施工されていたりする事がありますね。

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