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暖房強化型のルームエアコンとその費用対効果(石川県・富山県対応)

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暖房強化型のルームエアコンとその費用対効果(石川県・富山県対応)

暖房強化型のルームエアコンとその費用対効果(石川県・富山県対応)

2021/10/04

暖房が強いエアコン

費用対効果(コストパフォーマンス)

私の個人的な感想ですが、暖房強化型エアコンの費用対効果はあると思います。

最近の住宅は標準仕様で高断熱くらいにはなっていますよね。高断熱になっていれば暖房強化型エアコン1台で北陸地方なら十分な暖房になると思います。

ただ40年以上前に建てられた断熱性の低い住宅や、それなりに古い住宅の場合は色々なところに隙間が割とあったりして、暖房強化型エアコンでも暖かいのですが、霜取り運転をして暖房運転が停止した時に室温が下がり寒くなるんですね。

高断熱のお部屋なら霜取り運転で暖房運転が停止しても室温を維持します。

なので暖房強化型エアコンが完璧な暖房器具という訳ではないですが、個人的には気に入っています。

富山・石川・福井など北陸地方に住んでいる方で、暖房強化型のエアコンというのは、聞いたことがない人もいるかと思いますが、聞いたことがある人、気になっている人もいるかと思います。

北信越よりもっと寒い東北や北海道では、この暖房強化型のエアコンというのは当たり前かもしれません。

この暖房強化型のエアコンの価格ですが、メーカーや機種にもよりますが、定価ではなく購入価格で通常のエアコンよりも約30,000円〜50,000円高くなります。

これだけ金額が変わってくると諦める人もたくさんいますよね。

ただ、この暖房強化型のエアコンを使用すると、こたつや電気ストーブ、灯油を使用するファンヒーターや石油ストーブなどが不要になってきたりもします。

その分の灯油代などの光熱費が削減できますので、総合的にみると暖房強化型のエアコンは高いものではなくなってくるようにも感じます。

暖房強化型のエアコンというのは、通常のエアコンよりも安定して温風を出してくれるのですが、メリットだけではなくデメリットもあり、それが「乾燥」ですね。

暖房器具で乾燥するのはエアコンだけではないと思いますが、他の暖房器具より乾燥具合は感じやすいかもしれません。

そして乾燥が苦手な人には暖房強化型エアコンはちょっと合わないかもしれません。もしくは加湿器と併用することになります。

また逆にこの暖房強化型エアコンの暖かい温風と乾燥が、冬場の乾きづらい洗濯物を干すのにちょうど良いと言われる方もいます。

お部屋で洗濯物を干すと「本当に乾くのが早い」と言われる方もいました。急いで乾かしたい服などがある場合、エアコンの前あたりで干すと当然ですが乾くのが早いです。

普通のエアコンの暖房で乾かす方もたくさんいると思いますが、暖房強化型は当然ですがもっと早いです。

それぐらい、暖かい温風を安定してお部屋に供給してくれるのが、暖房強化型のエアコンになります。

暖房が強いエアコン

費用対効果:メリットとデメリット

画像は、ダイキンさんの暖房強化型シリーズの「スゴ暖」になります。

私自身でもこの暖房強化型のエアコンをリビングで使用していますが、本当に暖かいです。使ってみるまでは、どれほどのものか全然分かりませんでしたが、使ってみて分かりました。

この「使ってみて良さが分かった」というのは、みなさん言われます。また、「少し高いけど、これにして良かった」とも言われます。

エアコンというのは、一度購入して取り付ければ、10年以上は使用すると思います。

その10年間を40,000円ほどの金額の差で、「少し肌寒い思いをして過ごすのか」、それとも「暖かく10年間過ごすのか」。こういうところを判断の基準にされても良いのかなと感じます。

使ってみて感じましたが、暖房強化型エアコンは費用対効果はほぼ確実にあると言えます。

デメリットですが、先ほど「乾燥」と言いましたが、もう一つ言うとすると「電気代」ですね。

これはあくまで設定温度をどれだけにするのか、自動運転にするのかなど使い方次第になるのですが、暖房強化型のエアコンは、通常のエアコンよりもカタログ上でも消費電力が大きいので、電気代は高めになる傾向があると思います。

特にその暖房ですが、暖房強化型というだけあってしっかりした温風は出ますが、その分消費電力は大きいので、電気代は少々高めになりますね。

ただその分、灯油などはあまり使わないか全く使わないので、電気を使う分灯油を使わないという感じになります。

暖房強化型エアコンを選ぶ方は、高齢の方にも多く、灯油をやめたいという方がよくいらっしゃいます。

灯油を買いに行くのに手間がかかったり、電気の方が安全という理由から灯油をやめたいという事ですね。

私が住む北陸地方ですが、10年以上前に「蓄熱暖房」が流行ったというか、取り付けた時がありました。

この蓄熱暖房は消費電力がとても大きく、暖房強化型エアコンがマックスで運転した時の2倍近くの消費電力があります。

蓄熱暖房にも容量がいくつかあるので差はありますが、電気代としては、この蓄熱暖房分だけで10,000円くらいあります。

普段が15,000円ほどの電気代なら、冬場に蓄熱暖房を使用すると25,000円になるということですね。

ただ、蓄熱暖房は本当に暖かいです。でも電気代が高くなります。

現在のお家というのは高気密住宅ではなくても、高断熱にはなっていますよね。この高断熱になっていれば、蓄熱暖房までなくても、暖房強化型のエアコンだけでも十分暖かいように感じます。

今では蓄熱暖房を新規で導入するご家庭はあまりないと思いますし、逆に蓄熱暖房を撤去して欲しいとのご依頼があります。

寝室などに暖房強化型は少し贅沢かもしれませんが、家族が長い時間を過ごすような空間、例えばリビングなどにはこの暖房強化型エアコンを取り入れても良いと思いますね。

あと子供が勉強などに使用するお部屋も暖房強化型がいいですね。

当店では、ダイキンの「スゴ暖」か三菱の「ズバ暖」をおすすめしております。

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