まぶしくないダウンライト(照明設備)
2021/09/21
眩しくないダウンライト
一般的なダウンライトはまぶしい
今現在ダウンライトが付いていて、そのダウンライトが眩しいので「やめたい」と思われている方もいらっしゃいます。
商業施設などでも今ではたくさん設置されているダウンライトですが、外を出歩いている分には気にならないダウンライトですが、家のは気になるという事ですよね。
ダウンライトが設置されている空間で仰向けに寝て天井を見上げると、ダウンライトってとても眩しいです。
ダウンライトは、ある程度の光のパワーを維持したまま小さい面積に集約していますので、やはり他の照明器具よりというか、その性質上まともに視界に入ると眩しく感じます。
これは、仕方がない事です。
ただ、その眩しい光の中で赤ちゃんが仰向けで寝ているとなると、かなり心配です。太陽の光であろうと照明(LED、蛍光灯、電球に限らず)の光であろうと、眩しい光というのは人の目に良くありません。
ですので、ダウンライトのあるお部屋で赤ちゃんを寝かせない方がいいのかなと個人的には感じます。
また、まぶしくないダウンライトと言うか、眩しさを軽減した・まぶしさに配慮したダウンライトはあります。
それが「グレアレスダウンライト」です。グレア(眩しさ)レスです。
このグレアレスダウンライトに調光調色機能を使って照度を低くしたり色温度も調整すると、もっと快適なライティングになります。
ただこのグレアレスダウンライトも真下から見上げる(光源が視界に入る)と眩しいです。
ですので、このグレアレスダウンライトにさらにユニバーサル機能があるものだと、光源の角度も変えられるので、真下から見ても眩しくないようにできます。
そういう照明器具を使って眩しさを防止するのも一つの方法ですが、家ではどこの部屋でもどの場所でも仰向けに寝ることを想定しておくべきですね。
ダウンライトが悪い訳ではないと思います。ダウンライトの配置や器具の選択が良くないと思います。
ダウンライトと言っても今では本当に色々な種類があります。
100%に近い調光調色ができるもの、光源の角度が変えられるユニバーサル、眩しさに配慮したグレアレス、インテリアを演出する様々な配光角などサイズも含めると実にたくさんの種類があります。
お部屋に適したダウンライトを選べば、ダウンライトをやめたいという事にはならないと思います。
また、照明設備というのは一度工事が完成すると、ガラッと変更するのは難しいです。特に建築化照明は天井や壁に埋め込んだりしてますので、なかなか変更できません。
ですので、最初の段階の打ち合わせがとても大事になってきます。
あとで照明器具の位置を変更することをはじめから想定するなら、ライティングダクトレールを付けた方がいいかもしれませんね。
個人的には、ライティングレールは見た目が良くないのであまり好きではありません。
ライティングレールよりも、ムービングジャイロの方がスッキリしていいです。
眩しくないダウンライト
ユニバーサルダウンライト
こちらがユニバーサルダウンライト(オーデリックさん)です。光源の角度を変えられるんですね。ちなみにサイズはΦ100です。
もっと、画像よりも角度を傾けることもできます。ただあまり傾けると光源が隠れてしまいます。
踏み台などを使用して、照明器具に手がとどけば簡単に角度は変えられます。方向もほぼ360°回転します。こういう照明を使えば、仰向けに寝た時でも眩しさを防ぐことはできます。またこちらの照明は調光調色もスマホのアプリを使用して調整できますので、本当に便利で使い勝手も良く、快適なライティング空間を作れます。
また、ユニバーサルは小物や絵画などのインテリアを照明するのにも最適です。
眩しくないダウンライト
ユニバーサルのグレアレスダウンライト
こちらがユニバーサルのグレアレスダウンライト(遠藤照明さんのシンカシリーズ)です。サイズはΦ75です。
この角度から写真を撮っても光源が見えていません。つまり視界に入りません。グレアレスではない通常のダウンライトならこの角度なら上の画像のダウンライトのように光源がまる見えになりますよね。
要はグレアレスは、光源を奥の方に配置しているだけなんです。なので、光源は見えづらいのですが、真下から覗き込むと光源が見えるので眩しいということになります。
画像のグレアレスは、ユニバーサルでもあるので上のダウンライトと同じように、手で好きな角度に変えられますので、真下から見ても眩しくならないようにすることも可能です。
こちらは鏡面コーンというタイプになり、光源の周辺が鏡面仕上げになっているので、そこに光が反射します。画像も光が反射しているのが分かると思います。
ですので、ほんのりと柔らかい優しい光りになるので、個人的には気に入っています。
他にもブラックコーンやホワイトコーンというものあります。
ブラックコーンは明かりを点灯しても、光源の周辺の色が黒いのでほぼ光は反射しません。ですので、離れたところから見ると、点灯していないように見えます。
こういうブラックコーンは主に商業施設で使い、あまり一般住宅で使用することはないと思いますが、一般住宅でもこのブラックコーンを使えば空間をちょっとした非日常的な雰囲気に演出してくれると思います。
話は逸れましたが、「現在のダウンライトがまぶしいのでやめたい」と思われている方は、こういうユニバーサルダウンライトやユニバーサルのグレアレスダウンライトを検討してみてはいかがでしょうか。
スマホのアプリで、照明のON/OFFができたり、明るさや色味を変えられるのは本当に便利ですし、色んなシーンで利用できます。
「そういう事(アプリで照明を制御)ができたとしても実際は使わないでしょ?」と思われると思いますが、私は普通に日常生活で毎日実際にアプリを使って照明のON/OFFから照度や色味の調整をして使用しています。
私も実際どれほど使うものか半信半疑で導入してみましたが、本当に毎日使っています。
光源の角度は一度決めたらあまり動かさないですけどね。
当店 ” Czen Lighting 電工 ” では、照明のご相談だけでも無料で伺いますので、お気軽にお問い合わせください。