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エアコンの室外機の設置場所と方角(富山県・石川県)

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エアコンの室外機の設置場所と方角(富山県・石川県)

エアコンの室外機の設置場所と方角(富山県・石川県)

2021/09/08

エアコン室外機の最適な場所と方角

場所と方角

エアコンの室内機や室外機の設置場所であまり悩むこともないと思いますが、その地域によっては、良い設置場所、あまり良くない設置場所というのはあると思います。方角に関しては、私個人的な見解になります。

まず海が近い重塩害地域(海から300m未満)の場合は、潮風の影響を受けにくい建物の風下に設置した方が良いです。あと、中途半端な囲いは逆効果なので、室外機は雨ざらしにしたほうが良いです。

塩害地域(海から300m〜1km以内)もできれば建物の風下に設置し、中途半端な囲いはしない方がいいです。

自分の家が海から300mとか1kmとかというのは、パソコンからグーグルマップにアクセスして簡単に確認することができます。

Googleマップでの海と自宅との距離(直線距離)の確認方法ですが、

①「グーグルマップ」と検索すると、「Googleマップ」が出てくるので、それをクリックします。

 

②Googleマップを開くと自分の現在地付近が表示されると思いますので、自宅のある場所を探し、カーソルをそこまで持っていき「左クリック」します。

 

③すると「マーク」が付きますので、さらにその「マーク」の上で右クリックをします。

 

④するとメニューが出てくるので、下の方にある「距離を測定」をクリックします。

 

⑤次に適当な場所を左クリックしてください。そうすると、自宅からの距離が出ましたよね。

 

⑥それをドラッグすると好きなポイントに移動でき、距離も表示されますので、簡単に海と自宅の直線距離を確認することができます。

ちなみに私の自宅は海から「632m」と表示します。

話を戻しますが、中途半端に室外機を囲ってしまうと、腐食が驚くほど進むことがあります。3年や4年ほどで錆だらけになった室外機を見た事があります。

ですので、普段はあまり室外機は囲わない方がいいです。

もし、エアコンが冷房専用などで冬の間はエアコンを一切全く使わないという事でしたら、専用のシートを被せるのも良いと思います。

夏も冬もエアコンを使うのであれば、何もせずそのままにしておきましょう。

 

エアコン室外機の最適な場所と方角

場所と方角

 

エアコンの室外機の設置場所として考慮するところは、

①海の近くならば、潮風の影響をまともに受けない場所(建物の影など)

②積雪地域なら、屋根から落ちた雪が当たらない場所

③ある程度の雨が室外機に当たるような場所

④風雪をまともに受けない場所

⑤上記以外でしたら、設置場所をあまり深く考えることはないと思います

 

エアコン室外機を設置する最適な方角(個人的な見解です)

①エアコンが冷房専用の場合の設置場所の方角は、「北」が良いと思います。

②エアコンは冷暖房だけど、あまり暖房を使用せず、冷房がメインの場合も設置場所は「北」が良いと思います。

③エアコンを冷暖房として夏も冬も同じくらい使用する場合は、「東」が良いと思います。

④東北・北海道の方で、冷房はあまり使用せず暖房がメインの場合の設置場所の方角は「南」が良いと思います。

これは単純に方角のみを考えた場合で、細かく言えば、その地域ならではの気象条件などもあると思いますので、あくまで目安・参考として見てください。

この方角の理由ですが、まずエアコンの冷房運転と暖房運転のお話になるのですが、

簡単に言うと、エアコンの室内機が冷房運転しているときは室外機は暖房運転をします。逆に室内機が暖房運転している時は、室外機は冷房運転します。

室内機が冷房運転するときは室内機の中の熱交換器が冷えます。逆に室外機の熱交換器は暖房運転しているので熱くなります。

ですので、冷房運転をメインで使用する場合は、熱くなる室外機をできるだけ涼しい場所にあたる「北」の方角に設置したいのです。日陰がいいですね。室外機の寿命も変わってくるような気もします。

これの逆で、室内機が暖房運転している時は、室外機は冷房運転をしますので、室内機の熱交換器が熱くなり、逆に室外機の熱交換器が冷えます。(実際に寒い地域では、霜ががっちり付き凍ってしまいます)

ですので、エアコンを暖房をメインで使用する場合は設置場所の方角は「南」が良いと思います。

暖房運転中に室外機に霜が付く(熱交換器が凍る)と自動で霜取り運転に入ります。

この霜取り運転というのは、熱交換器に付着した霜を溶かすんです。

この霜取り運転中は、室内側の暖房運転は停止します。この停止時間は、ある程度の霜を溶かす時間になりますが、天候・気温の状況によって異なりますし、エアコンの能力・仕様によっても違いが出ます。

真冬の霜取り運転になると、外気温も低いので、暖房強化型のエアコンでも10分間停止したりします。

その間に室温が下がると寒いんですよね。

最近の住宅は、高気密住宅までいかなくても高断熱になっていますので、そんなに室温は下がらないかもしれませんね。

あと、あるメーカーの暖房強化型のエアコンでデュアルバイパスと言って、霜取り運転中も暖房運転するエアコンもあります。これは最高ですよね。ただそれなりに価格は高いです。

そういう事で、私個人的なエアコン室外機の最適な設置場所と方角についてお話ししてみました。

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