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地デジが映らない・テレビアンテナの点検修理(石川県羽咋市)

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地デジが映らない・テレビアンテナの点検修理(石川県羽咋市)

地デジが映らない・テレビアンテナの点検修理(石川県羽咋市)

2021/12/13

地デジアンテナレベルの点検修理

石川県羽咋市

先日、お客様から地デジのテレビ番組が映らなくなったというご連絡があり、点検に伺いました。

こちらのお家のテレビの台数は、1階のリビングに1台と2階に1台の合計2台のテレビがあるという事でしたが、その2台とも地デジが映らないという事でした。

電話でお聞きした話では、地デジアンテナの設置工事をしたのが約6年前という事でしたので、アンテナは問題なさそうだなと感じました。

6年くらいで地デジアンテナが故障することはあまりないですからね。

今までの経験から言うと、地デジアンテナの寿命は15年目あたりから経年劣化による不良が出てくるかなと思います。

ちなみにこちらの画像の地デジアンテナは設置してから6年ほどという事だったのですが、エレメント(アンテナの細い金属の棒)が数本曲がっていました。

こういう八木アンテナの素材はアルミなので、鉄やステンレスなどから比べると柔らかいですが、一応金属なのでそんな簡単に曲がることはないと思いますし、長くて細い金属の棒なら台風などの強風で曲がる事もあるかもしれないですけど、これだけ短い金属の棒が曲がるというのはちょっと不思議でした。

でもおそらく台風などの強風で曲がったんでしょうね。

話を戻しますが、とりあえず一度実際に点検してみないと分からないので、晴れた日に伺うことにしました。

アンテナが2階の屋根上に設置してあるという事で、そのアンテナも一応点検したかったのですが、2階の屋根上に上がるとなると晴れた日しか点検することはできないのです。

 

 

地デジアンテナを近くから撮影

石川県羽咋市

アンテナを近くから撮影してみると分かりますが、エレメント(素子、アンテナの細い金属の棒)4本折れ曲がっていますね。

このエレメントが曲がったり、失くなったりするとどうなるのかと言うと、テレビのアンテナ受信レベルが少し低くなりますね。そんなにたいした影響はないと思います。

実際に受信レベルをレベルチェッカーで確認してみましたが、正常な受信レベルでした。問題ありません。

地デジアンテナ下のブースター

石川県羽咋市

こちらがアンテナの下に設置してあるブースターです。

アンテナとブースターに問題がないか、ブースターの出力端子でアンテナ受信レベルを確認してみました。

こういうブースターにはテスト端子というのも付いていて、そのテスト端子で受信レベルをチェックできるようになっているので、実際にテレビ信号が流れている出力端子を外さなくてもよいのですが、もうそれなりに年数も経ち、劣化しているブースターなので、テスト端子より実際にテレビ信号が流れている出力端子でチェックした方がいいですね。

新品の新しいブースターであれば、テスト端子で確認しても全然良いと思います。

状況に応じて判断します。

受信レベル確認中

石川県羽咋市

レベルチェッカーを使用し、全ての物理チャンネルの受信レベルを確認します。

ブースターの出力端子を使用して受信レベルをチェックしているので、レベルチェッカーから15V給電します。

ちなみにですが、今回の地デジテレビアンテナ点検と全然関係のない話ですが、この画像に写っているレベルチェッカー(左手で持っているもの)ですが、単三電池を使用しているのですが、アルカリ電池ではありません。

リチウム電池の単三電池を使用しています。つまり充電式の単三電池ですね。アルカリ電池ではパワー不足になるんです。

先ほど15V給電と書きましたが、ブースターやBSアンテナは電源を送ってあげないと作動しないので、DC15Vを給電してあげる必要があります。

アンテナ工事やアンテナ点検の時などは、このレベルチェッカーから仮にDC15Vを給電することができるのですが、アルカリ電池だとパワーが足りず、DC15Vを給電してすぐに電池切れになる事があるようです。

新品のアルカリ電池でも同じです。

なので、リチウム電池を使用しています。リチウム電池ならほぼ問題なくDC15Vを給電できます。

全然関係のない話でした。

アンテナ支線の施工方法

石川県羽咋市

とりあえず、地デジアンテナ本体とブースターには問題がありませんでした。となると、家の中の配線の問題になります。

こちらのお家では、テレビは1階のリビングに1台と2階の寝室に1台あるとのことだったので、家の中に入りとりあえずリビングのテレビから点検しました。

テレビの裏側に分波器(セパレーター)が付いていて、そこの接栓で受信レベルを確認してみると、確かにレベルはゼロで、テレビ信号の反応がありません。

そして、壁のテレビコンセントで受信レベルを確認してみると、地デジのテレビ信号を確認できました。数値も問題ありません。

それで調べていくうちに、リビングのテレビコンセントとそこに繋がっている同軸ケーブルの接触不良が原因でテレビが映らなくなっており、さらにそこにブースターの電源部も設置されているので、2階のテレビも映らなくなっていたんですね。

画像がなく申し訳ないのですが、具体的に言うとそのテレビコンセントがコンセント内部(壁の中)の金属取付枠から外れて、テレビコンセント自体が壁の奥に引っ込んでしまっているような状態でした。

それで接触不良になったのかもしれないですね。

とりあえず、新しい金属取付枠に交換して、奥に引っ込んでいるテレビコンセントを元通りに戻し、ケーブルを接続し直しました。

テレビの故障以外で、テレビが映らなくなる原因というのは、外の地デジアンテナやBSアンテナから壁のテレビコンセントに至るまでのどこかに問題がある訳ですが、レベルチェッカー(受信レベル測定器)がないと問題部分を見つけることが難しいですね。

また、2階の屋根上にも上がったりしますので、危険も伴いますし、7.5mくらいまで伸びる2連ハシゴなどの道具も必要です。

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