キッチンリフォームを機会にエアコンの新規取付工事（石川県七尾市）

先日、キッチン、ユニットバス、脱衣場、洗濯物干し場、ダイニング、リビングなど水まわりのリフォームに伴い電気配線工事をさせていただいたお家なのですが、リフォーム前のキッチンには12年使用していたエアコンが設置してありました。

リフォームするので、一度そのエアコンを取り外し、内装工事が終わったらまたそのエアコンを復旧する予定だったのですが、キッチンに長い間使用していたエアコンという事もあり、油汚れがかなりありました。

必ずそうなるという訳ではないですが、どこのお家でもそうなる傾向があり、キッチンコンロの近くに設置してあるエアコンは、カビが発生しやすく油もつきやすいです。

料理中にレンジフードなどの換気扇を動かしていても、運転状況により風量が変わるとはいえエアコンもかなりの量の周辺の空気を吸ってしまうので、キッチンコンロの近くのエアコンは汚れやすいです。

これはキッチンコンロがIHクッキングヒーターでもガスコンロでも同じですね。

調理中はエアコンの風量を弱くして、レンジフードなどの換気扇の風量を強くするとエアコンは汚れにくいと思います。

とりあえずは、エアコンの風量よりも換気扇の風量の方が勝ればいい訳ですね。

リフォームの時にエアコンを一旦取り外して、内装工事が終わってから最後に復旧するというのは、普通によくあるのですが、その際は特に言われなくても簡単にはなりますがエアコンの掃除をしております。

ただ、本当にしっかり油で汚れたエアコンのクリーニングは洗浄するしかなく、洗浄する場合はエアコンを一度分解する必要がありますね。

話を戻しますが、いざ、取り外したエアコンを復旧しようと準備しているような時だったのですが、お客様から新しいエアコンにするという事になりました。

こちらのキッチンのエアコンは、外壁に面していない場所で、エアコンの裏側は廊下になります。

ですので、冷媒配管、ドレン配管などを廊下から外へ出すまでは化粧カバーを使い露出配管となりました。

リフォームで一旦天井や壁、そして床を外したりしていましたので、隠蔽配管も提案してみたのですが、冷媒配管やドレン配管に何か問題があると心配というお客様のご希望で露出配管としました。

廊下とはいえあまり人が通らないような場所なので、化粧カバーを使用するとそんなにも目立たないですね。

新しいエアコンの準備ができたので、エアコンを取り付けていきます。

今回取り付けるルームエアコンは、私が一番おすすめしているダイキン工業さんのベーシックモデルです。

LDKの広さが約14畳ほどあるので、4.0kwのエアコンを選びました。

エアコンのコンセントも前のエアコンは10畳用のエアコンで100Vだったのですが、今回は200Vになるので、100Vから200Vに変更しました。

こちらはコンセントのアップなのですが、「200V用」という赤い文字が逆さまになっていますよね。

私は、わざとこうしています。これは工事業者により、そうする人としない人がいますね。

エアコンによく使用するこちらの200Vコンセントをエアコン室内機に向かって右側に配置する場合は、こういう向き（文字が逆さま）にします。

逆にエアコン室内機に向かってコンセントを左側に配置する場合は、180度回転させるので、「200V用」という文字は逆さまになりません。普通の向きです。

今回のエアコンの取付位置は、お客様のご希望の位置なのですが、左側にコンセントのスペースがないため、エアコン室内機の右側にコンセントをつくりました。

エアコンの「200V用」コンセントを右側に配置した場合、なぜコンセントを逆さまにするかというと、

このようにコンセントがスムーズに挿さるんですね。

もし、このコンセントが180度回転した向きだと、コンセントのケーブルがグルッと露出する部分が多くなってしましますよね。

「200V用」という文字は逆さまになりますが、こちらの方が室内機を設置した際の仕上がりの見た目が良いですよね。

「200V用」という文字はまず誰も見ないでしょう。

でも、エアコンのコンセントのケーブルの露出が多いと丸見えですからね。

ちなみにコンセントを逆さまにしても電気的な問題は何もありません。

こういう感じで室内機は取り付きました。

 

室外機の設置完了。

ドレンホースの先端は、周辺が水浸しにならないように側溝まで延長します。

 

こちらの室外機の位置もお客様のご希望の位置です。

ちょうど上に少し屋根があるので、雨は当たりますが、まともに雪が積もることはないですね。

リフォームにより壁も新しい白いクロスなので、白いエアコンが合いますね。

以前のエアコンは長年の汚れで黄色くなっていましたので、新しいエアコンにして良かったとお客様もおっしゃってました。

特に奥様は、新しいエアコンにご満足そうでした。

当店でエアコン本体込みで工事させていただいた場合は、電気部品に関しましては8年間は無償で修理いたします。

冷媒回路は、5年間メーカー保証が付いております。